2020年7月に楽天モバイルを新規契約して半年が経過しました。
いろんな方がレビューしていますが、使用感を感想文レベルでもいいから書いてみようかなぁと思い書いてみました。
目次
データ通信制限を気にしないで使用したい人にはおすすめ
データ専用SIMとしてなら優秀です。(※都会に限る)
楽天モバイル回線であれば、データ通信無制限なので気にせずに使用できます。
都会であれば楽天モバイルエリアがかなり広がっており、サービス開始当初に言われていたエリアが狭いといった問題も解決しつつあります。
東京・大阪・名古屋・広島・福岡で使用しましたが、街中では楽天回線で通信できていました。
ただ対応エリア内であっても使い放題ではないauローミング回線につながることもあります。。。
半月時点でのデータ使用量です。様々な場所でブラウジングやYouTubeを見ていますが、auローミングで使えるデータ通信容量はあまり減っていません。
都心部に住んでいる人はあまり気にしなくてもいいかもしれません。
※1日10GB以上通信すると1Mbpsの速度制限がかかります
通信速度
約30Mbpsで通信できていることが多いです。 MVNO回線ですと1Mbps~20Mbpsであることが多いので、安定して30Mbpsで通信できるのはメリットだと思います。
音声通話
楽天モバイルは音声通話かけ放題です。
ただ通話品質があまりよくない。。。
MVNOを契約している人には理解しやすいかもしれませんが、
Rakuten LINKという専用アプリから発信・着信するので音声の品質が悪いと感じてしまいます。
特に、少しでも電波が悪いところに行くと音声品質がかなり悪い印象です。
メインキャリアのLTE回線ではVoLTEという仕組みを音声通話に使用しており、
音声通話時は音声用の通信帯域を確保しているため、安定した高品質の通話を行うことが可能です。
Rakuten LINKは、簡単に例えると 「LINE通話で電話番号へ発信できるもの」
ですので、データ通信速度が悪くなると音声通話品質へダイレクトに影響が出てしまいます。
もちろんアプリを使用しなければVoLTE通話も利用可能です。
しかし通話かけ放題ではなくなってしまうのでそれなりの利用料金がかかってしまいます。
都心で圏外に
場所によっては都心部で圏外になります。
特にKDDIローミングが終了したエリアでは、大きな建物の中に入ると圏外になることがあります。
最近困ったのが、カフェでQRコード決済を利用しようとした際に、圏外でデータ通信ができずにバーコードを表示させることができませんでした。
ドコモ・SB発売端末では満足に使用できないことも
楽天モバイル回線は、Band3と呼ばれる電波を使用しています。日本で発売されている端末のほとんどは対応しているので問題はありません。
しかし、問題は楽天モバイルの電波エリア外
KDDIの電波を使用した auローミングエリアで使用する場合に問題が発生します。
auローミングエリアでは主に、Band18、Band26を使用しています。
この電波に対応していない端末は、au回線を使用できないので注意しましょう。(ドコモで発売されている端末はBand18非対応が多いので特に注意)
それと基本的なことですが、SIMロック解除は必須です。忘れずに解除するようにしましょう。
これから楽天モバイルを契約しようか検討している方へ
・1年無料&楽天市場をよく使用するなら試しに契約してみるのも良い
・メイン回線でMNPするには環境が十分に整っていないのでサブ回線として
・モバイルWi-Fiを同時購入して、複数端末で使用する(一番おすすめ)
・LINE通話で十分な人以外はデータ用として利用する。音声用は別の回線を使用しましょう。
・地方郊外に住んでいる人以外はおすすめできない
・データ通信用(テザリング・デュアルSIM対応スマホにデータ専用回線)として利用する