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2022年3月18日に発売(日本国内)された、Xiaomiのフラグシップスマートウォッチです。
「Xiaomi Watch S1」と「Xiaomi Watch S1 Active」が同時に発売されていますが、今回紹介するのは「Xiaomi Watch S1」となります。価格は3万2980円です。
公式で紹介されているS1の特徴を簡単にまとめます。
この価格帯でサファイアガラスを採用しているはなかなかないと思います。普通のガラスに比べて傷付きにく、透明度が非常に高いので高級感があります。
職人による仕上げがされており、非常に高い質感となっています。私はシルバーのステンレス感が苦手でしたので、今回はマット仕上げのブラックを選択しました
公式では、通常使用で12日、省電力モードで24日持続すると記載されています。
Xiaomiや他スマートウォッチメーカーもそうですが、少し時間を盛っている場合があるので注意が必要です。
後ほど実使用での持続時間について紹介していますが、概ね公式の-2日程度の持続時間となっています。
Apple WatchやGalaxyWatchなどと違い、高級感のある外装となっています。
内容物は、本体(皮バンド付き)、ラバーバンド、TypeCケーブル、無接点充電器、説明書が入っています。
背面はプラスチック素材が使用されています。ワイヤレス充電対応のため充電端子はありません。
高級スマートウォッチですとセラミックが使われていることが多いですが、S1の背面は値段相応といった質感です。
ステンレスケースやサファイアガラスを搭載しているだけあって、非常に質感が高いです。
同価格帯のスマートウォッチのほとんどがアルミケース・普通のガラスを採用していますので、他と比べて装着した時の高級感に満足しています。
私は1日中装着し、毎日1時間ほどの運動をしていますが、バッテリーの消費は約10%程度でした。充電を気にせずに1週間以上は使用可能です。
公式サイトでは12日使用可能となっていましたが、睡眠トラッキングやランニングなどで使用する場合は12日も持たないので注意しましょう。それでもバッテリー持ちはapplewatchやGalaxy Watch4と比較にならないぐらい優等生です。
5サテライト対応なので、4サテライト対応の他製品よりもトラッキング制度がいいのはもちろんですが、
Galaxy watch4やamazfit GT3 pro よりも性能が良いと感じました。
Xiaomi Watch S1とGalaxy Watch 4の精度は高めですが、ややWatchS1の方が精度が高く走ったルート通りに表示されています。
各社スマートウォッチ製品でも流行となりつつあるワークアウトの充実性ですが、S1もかなり充実しています。
公式サイト紹介では117種類ものワークアウトが利用できるようです。
私が実際には10種類以上使用することはないのですが、どんな人にもマッチするワークアウトがあるのは魅力的かもしれません。
日本語にはもちろん対応していますが、フォントが中華製品によくあるタイプになっています。通知などを確認する際にどうしても気になってしまいます。好みの問題かもしれませんが、どのようなフォントか気になる方は「Mi Fitness」というアプリを触ってみると体験できます。
これまで複数のスマートウォッチを使用してきましたが、Xiaomi watch S1は他社に比べると文字盤が少ない&品質が低いと感じました。また、S1の高画質ディスプレイに最適化されていない文字盤もあり、表示が荒くなってしまう場合もあります。 今後の文字盤追加に期待したいところです。
GPSのトラッキング性能は問題ありませんが、取得開始まで時間がかかることがあります。
その代わり、ワークアウト開始時のトラッキング精度は他社スマートウォッチに比べて高いです。
公式サイトでは「厳選されたプレミアムレザー」と謳っていますが、実物はそこまでのプレミアム感は感じません。薄く、安物感が出てしまっています。気になる方は別途レザーバンドを購入することをおすすめします。
質感・性能に対して、価格パフォーマンスが非常に高く仕上がっているスマートウォッチです。
Apple watchやGalaxy Watch4に対抗できるのではないでしょうか。
地図を見たい、Suicaを使いたい、メッセージを返送したいといった機能を必要としない方、バッテリーを気にしたくないといった方には非常におすすめです。
定価は 3万2980円 となっていますが、ポイントバックなど含めると実質2万9千円台で購入できます。
気になる方はぜひチェックしてみてください。